Tomokazu Ishizaki
Works

きえのこる庭

The Fading Garden

182×608cm

雲肌麻紙、墨、岩絵具

2022年

3年ほど前から空き家の20平米程度の小さな庭があった。

この庭は金網のフェンスに囲まれて、かつての住人が育てていた植物が随所に残り自生している。

小さな庭でありながらも左から木蓮、クヌギ、柿、桜、柿とが並んでる。

木々の間の地面は雪に覆われ、ヒメリュウキンカと水仙、ツワブキが見える。

枯れた山ごぼうの茎が垂れて、中央正面にはサッシ越しに青緑色のカーテンに双葉を模した模様が連続している。

サッシの前にはブロックや鉢植えが重ねられている。

木蓮の後ろには大きな備え付けの灯油タンクがあり、その下には瓦が壁に立てかけられ、横にはキリンビールのカートンがある。